左の図は、小貫先生の論文のTable 2 (A) Women with HPV16 and 18、(B) Women with ICC をグラフにしたものである。高病原性HPVの持続感染以外、高度異型性の原因として想定されていないのであるから、CIN2-3の高度異型性と診断されたものの中からは、高度に高病原性HPV が検出されなくてはいけない。 実際にはどうか?左の図でわかるように、CIN2-3では高くて50%、低い所では23%(1/4以下!)の感染率でしか無い。
左の表は、サーバリックスの販売促進用のヤラセ論文のなかの、HPV感染から発がんへのシミュレーションの確率係数である。 上の計算で、C に相当するところは、真ん中辺のProgression to
invasive cancer(浸潤がんへの進展): CIN3 to Cancer のところである。この数字は他の論文(Natural history of invasive cancer. De Rijke et al.2002, Goldie et al.2004)に基づいているものであるから、ヤラセではない。
そのなかで、ガーダシルの接種後に亡くなった、ニュージーランドのジャスミン・レナータさん(左、享年19歳)、とカナダのアナベル・モーリンさん(右、享年14歳)の脳の標本の一部がカナダの神経科学者の Lucija Tomljenovic(ルチジャ・トムルジェノヴィチと読むのか)と Christopher A. Shaw の研究室に送られました。そこで、免疫組織化学(染色)的検査(IHC, immunohistochemical) が行われ、脳の血管で自己免疫性血管炎が起こっていることが示された。亡くなった二人の症状と、VAERSに寄せられたHPVワクチンの副反応記録のなかの脳血管炎とある症例の症状を比較分析してみたという論文です。
この論文には驚くべきことが書いてある。 In addition, there was clear evidence of presence of HPV-L1 particles within the cerebral vasculature with some HPV-L1 particles adhering to the blood vessel walls (Figure 1C, 2C, and 2D). In contrast, HPV-18L1 antibodies did not bind to cerebral blood vessels nor any other neural tissues (Figure 1D).
"Self-Organized Criticality Theory of Autoimmunity(自己免疫の自己臨界点説)"というタイトルの研究論文で、2009年末に英文で発表されたものです。著者は神戸大学の積山賢、宮崎由実、塩沢俊一先生です。自己免疫性疾患、免疫学に関心をお持ちでない方々には解り難い論文と思われます。私もすべて理解出来たわけではありません。幸い、「第3回 神戸大学バイオサイエンス研究会・若手研究者交流会」の演題の抄録に論文の抄録に相当するものがあります(6ー9頁)。大変助かりました。その抄録を紹介します。
私の名はクリッシー ミークス、27歳です。ガーダシル注射後の不可解な症状を持っている、沢山の10代の少女がいることは知っています。私の経験を、この少女たちと世界とで共有してもらいたいと思いました。みなさん、医師、両親、政治家の人たちに、毎日毎日、罪の無い犠牲者に毒が注入されているという現実に目覚めてもらう必要があります。(People, doctors, parents, and politicians need to be aware of the toxins they are pumping into innocent victims on a daily basis.)。ガーダシルが注射される前は、私は完全に普通で、若く、精力的な、活力みなぎる女性でした。それは、自分の生活を愛し、十二分に生きていたということです。私は典型的な(21歳を超えた)成人で、とても社交的で、外に出かけ、とても活動的でした。きっかけはPAP(子宮頸がん検診)で異常だったことでした。私の産婦人科医師はコルポスコピーをやり、処置が施されました。婦人科医に結果を聞きにいったとき、HPVワクチン接種を受けておくことはとても利益がある、と語られたことでした。あなたも知っているように、彼女(医師)は、耳によいことばかり告げられました。どのように子宮頸がんを予防し、それは(がんから)自由になることで、基本的に勝利で、勝利の状況であると。
2)ブリットニー Brittney 年齢 ? 娘がガーダシルの副作用で苦しんでいる父親の怒りと苦悩の文章である。 ブリットニーさんはガーダシル注射のあと副作用が出て、歩くのに苦痛のようだ。 (Brittney struggles just to walk and to deal with pain)。 ワクチンが副作用で子供に苦痛を生じさせているときには、家族にも相当の苦しみを生じさせている。 アレルギーで通院していた内科医がガーダシルを勧めたので射ったが、その進め方(性行為でうつる、がんになるとか言って脅す)、副作用について説明しなかった、副作用が出た後ワクチンとの関係を認めない(心理的なものだと言った)、副作用で苦しんでいることに対して医師が関心を持とうしなくなったという態度に、怒りを爆発させている。 一方で、娘が成人してキャリアパスをつくることを楽しみにしていたが、それができなくなった、娘が孤立(友達から短い電話しかこない、訪ねてきてもすぐ帰る)していくのを見てさらに苦悩を深いものにしている。 副作用の不十分な検討まま販売している製薬メーカーに販売の中止、医師には誠実になって欲しいと訴えている。
3)テイラーさん Taylor 13歳 インディアナ州 彼女は1回目の注射のあと3週間目にけいれんをおこした。ガーダシルのパッケージには「強いアレルギー反応(sever allergic reaction)のみられた場合には止めるように」と書かれている。今ままでてんかんの無かったひとに、ワクチン接種のあとてんかんが現れたらそれはつよいアレルギー反応と考えるべきである。しかし、彼女の受け持ち医師は全3回の注射をおこなった。 2007年8月の終わりに1回めの注射をした。3週間後にてんかん発作をおこした。医師は、ワクチン接種がてんかんを起こしている可能性は無い(there was no possible way that this vaccination was causing my problems)と言い、あと二回も打ってしまった。 2007年9月8日、クロスカントリーのあとけいれん発作をおこした。 彼女のけいれん発作から2年後、友人のCaleighさんがガーダシルの注射のあとけいれんをおこした。それで、事態が明白になった。 3年半経た2011年になっても、けいれん発作をおこしている、発作が全く予想がつかず、大好きなソフトボールゲームに、マネージャーとしても出られない。 偏頭痛と食物アレルギー(グルテン、乳製品、カゼインなどなど)に悩まされている。 彼女は成績が全A(a straight A student)の生徒だったが、いまではそうではない。
4)サラさん 19歳 ユタ州 サラさんは成績優秀なブリガム ヤング大学の学生だった。ダンスもやっていた。 大学から、HPV感染の危険性とガーダシルの利点について書かれたパンフレットを受け取った。副作用については、注射部位の痛み、発赤、おそらく失神とあった。健康診断のため医者のところに赴いたら、医者はガーダシルを受けるべきだと、頑強に説明された(the doctor was adamant that she needed Gardasil)。 2007年1月、サラさんはインフルエンザのワクチンと一緒に、2回目のガーダシルの注射をした。 1週間後、サラさんは痛くて麻痺して、ベッドから起きられなくなった。4時間後彼女のルームメイトが発見して、病院に駆けつけた。 白血球は殆どなくなっており、内科医の言葉では、「免疫システムは根こそぎなくなっている」ということだった。酷い慢性的な痛みと、疲労が続いている。薬剤に非常に敏感になった。何もできず、ベッドに寝てるしかないことが何度もあった。 医師はVAERSに登録した。何度もMerckに電話したが、繋がったことがない。 IHRC (保険会社?)は、彼女の症状がその診療所で射たれたワクチンの副作用によるものであることについて、責任を取ろうとしないし、認めようともしない。 サラさんは、"もう1人の女性"としてガーダシルに守られるように反応することを許されなかった、"もう1人の女性"である(Sara is one more girl who has refused to allow her reaction to Gardasil make her ' one less'.)。
6')Sami サミさん フロリダ州 (上の方と同一人物) 14歳 サミさんは、ガーダシルを経験するまでは、成績優秀な生徒で、サンシャイン州とよばれるフロリダ州に住んでいて、その利点をすべて取り込んでいた。テーマパークはしばしば週末のハイライトでした。シーワールド、ユニバーサルスタジオ、冒険島、Bush Gardenにいって、母親と一緒に、アトラクションに何度も何度も乗るのが好きでした。でも、こんなことはもうできないのです。 ガーダシルの注射の前、サミさんには、2型糖尿病、多様な物質に対するアレルギー、ブラウント病、多発性卵巣嚢胞という健康上の問題がありました。しかし、彼女は活動的で、普通の生活を送っていました。すべては、14歳のときに、インフルエンザワクチンと一緒に、第1回目のガーダシルの注射をしたときに変わりました。2、3時間以内に、嘔吐、発熱、ひどい頭痛がおこりました。彼女は3週間起きられませんでした。医者がこの症状について質問されたとき、母親は、「インフルエンザワクチンの注射が悪かったに違いない(She must have received a bad flu shot)」といわれました。サミさんには(あと2回の)ガーダシルの注射が続けられました。 彼女の副反応のリストは伸びつづけています。無月経(最初の注射以来、2年以上)、両足の末梢神経障害、周辺視野欠損(左眼)、オーラを伴う複雑な偏頭痛、重症睡眠時無呼吸、両下肢の麻痺。ある時、学校の先生(救急隊員も)が、サミさんの意識、脈の無くなっているところを発見し、生き返らせた。 サミさんはガーダシルワクチンの注射以来、複数の専門医に診てもらった。MS(多発性硬化症)、神経学的欠損、lupus(全身性紅斑性狼瘡)、リウマチ性関節炎、脳腫瘍は彼女の症状の原因としてはすべて否定されている。 毎日、サマンサさんのお母さんは、子供が生きて明日の夜明けを見ることができるだろうかと思ってしまう。子供が死んでいくと思うとき、他の親たちは、どのように心の準備をするのだろうかと思う。準備することなんかできるのだろうか。彼女は、子供たちにHPVワクチンをさせようかと考えている親たちに伝えたいと思っている:ガーダシルから子供を守って(Guard your children against Gardasil)! (訳者意見:Samanthaさんについては2つの文書が有り、これは2011年6月16日付けのものの全訳です。)
7)Cassie カッシーさん ミズーリ州 14歳 カッシーさんの母親の手紙をみてください。 「私たちの悪夢は、2007年12月、私たちは立ち会わず知らされもしませんでしたが、私の冗談好きの活動的な娘がすすんで袖をまくり、ガーダシルの注射をしたときからから始まりました。そのときカッシーは14歳でしたが、人生への誠の愛、人の心を暖かくする笑顔で知られ、バレーボールとトラックを走ること同様に、教会やFCAに属する学校のユースグループではとても活動的でした。それは、ガーダシルが彼女から人生を奪ってしまうまでのことでした。」 「彼女が3回目の注射を受けて以来、4回入医院し、私の考えでは不必要な手術をされ、膵炎、胃腸障害と診断され、肺炎を3回、そして、中心静脈にラインをおき脂肪で栄養せざるえをなくなった(TPN 経静脈栄養、IV nutrition 静脈栄養)ひどい吐き気と嘔吐、疲労、めまい、頭痛、光と音への過敏、視力低下、乳汁分泌、てんかん様発作、両下肢のチクチクする痛みと知覚麻痺、ひどい腹痛など多くの症状に苦しんでいます。」 「わたしの、かつての面白く明るい娘は病気と痛みに衰弱していますが、しかしながら、彼女は、ガーダシルに愛する心と笑顔が奪われてしまうのを拒否しています。」「娘から、神への愛と忠誠を絶対に諦めないと聞かされていても、ときに、もう彼女が息をしないのではないかと恐くなり、彼女から目を背けてしまうことがあります。」さらに彼女は「何事も神のご意志ですし、私の病気にだって理由があるのです。」とさえ言うのです。 「私たちはみんな、わたしの知っているこれらの少女達から沢山学べたし、カッシーのことをとても誇りに思っています。(We could all learn a lot from these girls I know I have and I am so proud of Cassie.)」 (全文を訳しました。でも、最後の行の前半はどう訳せばいいのでしょう。)