2016年12月アーカイブ

新型インフルエンザ(トリインフルエンザ)等対策特別措置法

新型インフルエンザ等対策特別措置法

11月12日、「平成28年度宮城県広域化予防接種事業研修会」に引き続いて、「新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく特定接種の登録制度について」という説明会があった。私の診療所ではインフルエンザワクチンはじめ、一切のワクチン接種はしない方針なので、資料のみもらって帰ってきた。
新型インフルエンザワクチン接種に協力する医療機関は講習会に出て登録しろ、という要旨のようだ。

資料を見て、インフルエンザ対策にしては非常に大げさで、非常事態、戒厳令を思わせる国民生活を規制する項目もある。「何だか大げさで変だな」という印象である。

鍵は「プレパンデミックワクチン」、「備蓄ワクチン」という表現にあるようだ。
「プレパンデミックワクチン」と「備蓄ワクチン」とは同じもので、トリインフルエンザウイルス(H5N1)を用いて製造したものである。過去には使われた実績のないワクチンである。プレパンデミックワクチン.png

内閣官房資料の5頁には、「特定接種は、備蓄ワクチンが有効であれば、それを用いることになるが、発生した新型インフルエンザが備蓄しているH5N1以外の型であった場合、または、備蓄ワクチンの有効性が低い場合は、パンデミックワクチンを用いることになる」と書かれている。

「パンデミックワクチン」とは従来のインフルエンザワクチンのことである。どうやらトリインフルエンザワクチンを打つ機会を狙っているように思われる。

さらに下の資料をみると、「な〜んだ」とわる。
今までトリインフルエンザ用ワクチン(プレパンデミックワクチン)を製造してきたが使う機会がなかった。プレパンデミックワクチンの在庫があって、期限切れを迎えるので早く使わないと!。

プレパンデミックワクチン備蓄.pngプレパンデミックワクチンを大規模に投与した実績はない。
トリインフルエンザがヒトに伝染ったと煽って、国民に打たせるのではないかと思う。
つまりショック・ドクトリンを利用した人体験である。
ヒトを恐怖の元において、製薬メーカーは実績と売上、研究者は実験データを得ようとするのである。

WHO、あるいはその手下である厚労省が新型インフルエンザウイルスをばらまく可能性がある。
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」とはその準備と考えておいたほうが良い。

最近、トリインフルエンザのニュースが多いと思いませんか。県レベルではワクチン接種の準備をしていると聞いた。内閣官房までからんでいますから、恐らくやるのでしょう。

一番下の資料で、この措置法のシステムに関わったのが岡部信彦氏とわかる(23頁)。

川崎市の一職員がどうしてこのような大規模な対策の代表になりうるのか。彼の職歴を見ればわかる。WHOに長く勤務していたからである。平成3年から世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(フィリピン・マニラ市)伝染性疾患予防対策課課長をやっていた。

こうして見ると、つくづく厚労省はWHOの下請け機関、その一部となっているとわかる。

資料

パンデミックワクチンとプレパンデミックワクチン(平成28年2月 内閣官房新型インフルエンザ等対策室資料)
https://www.pref.yamanashi.jp/kenko-z.../documents/besshit.pdf

プレパンデミックワクチンの備蓄について
http://www.cas.go.jp/.../f.../yusikisyakaigi/dai12/siryou4_1.pdf
http://www.mhlw.go.jp/.../05-Shingikai-1060100.../0000088600.pdf

特別措置法全体については下のPDFファイルを見ください。
http://www.nih.go.jp/.../i.../idsc/kikikanri/H26/20141015-03.pdf

<平成28年度宮城県広域化予防接種事業研修会に出席して>

11月12日、上記の会合に出席した。義務ではないが、県下のワクチン接種を行う医師が出席するので、ホールは8割方埋まっていて、4〜500人の出席と思う。

前半、ワクチン接種の方針や変更等が説明され、次にワクチンについての講演がなされる。

講演
「我が国における予防接種の現状と課題 ー 接種スケジュールをどのように考えるか ー」
川崎医科大学小児科学教授 寺田喜平 先生

このような会でのワクチン接種といえば、小児のワクチン接種のことである。ワクチン接種はいいことで、すべての子供に対する恩恵だというような、すごく楽観的な調子で講演が進められた。

ですから、無効性や副反応の話は殆どない。Hibワクチンで髄膜炎が殆ど見られなくなった、それに対して小児用肺炎球菌ワクチンではあるところ以下には減らなかった、という程度の話であった。

先天性風疹症候群のことに多くの時間が割かれて。普通に聴いたら、妊娠初期に風疹に罹ったら必ず起こる恐ろしいもの、と煽っていた印象を受けた。先天性風疹症候群と先天性障害の鑑別は十分なのか。風疹ウイルスが水晶体細胞に特別に親和性が高いのか。
日本の10〜20代女性の接種率は低いと言っていた。決してそういうことはないだろう。現実には25歳あたりに一つの感染のピークがみられている。ワクチンの有効性が疑われる事態だったと考える。

B型肝炎の話では、涙や汗、唾液にB型肝炎ウイルスが検出され感染力が強いといいうようなことが強調されていた。
しかし、B型肝炎は、媒介物としては、血液の他汗や唾液だとしても、付着する側の皮膚や粘膜が傷ついていなければ感染は成立しないこと、万が一肝炎になっても、ほとんどが回復する、というような事には触れられなかった。

私は今年はどのような質問をしようかと考えていた。緊張するものである。
次のような質問(発言)をした。

「私はワクチン接種でアトピー、喘息、自閉症が増えると考えている。だから、私の孫にワクチンは打たせたくない。母親の中にも自分のワクチンを打たせたくない考えている方がかなりいる。このような方に、小児科医、保健師から育児放棄だと非難が浴びせられたりする。日本の法律では、ワクチン接種は義務ではなく、このような意見は許されるべきだから、あまり圧力をかけて欲しくない。

B型肝炎ワクチンについては、私も30代に打たされたが、直後でも抗体価は上がらなかった。2〜3年前に抗体を調べたらゼロだった。
フランスで1994年、乳児と10代の子供にB型肝炎ワクチンのユニバーサルワクチネーションが行われたが、多発性硬化症の増加で96年に中止になった。このようなことは日本のワクチン導入を決める会議では議論されなかった。また、これを見てイギリスはユニバーサルワクチネーションをやめたわけです。・・・・」

座長「先生の個人的意見だから・・・・・」

「それでは質問ですが、先生はフランスの事例についてどのように考えていらっしゃるか?」

寺田氏「フランスことは知らない」

「訴訟になっているのでぜひ知って頂いきたい。ワクチン接種の圧力をかけないで頂きたい」

寺田氏「私の外来で、年長のかたでワクチン接種を望んで来る方が増えている」

私の他に質問や発言はなく、こんな具合でした。

昨年も発言しているので、会場の医師たちから、またか、と思われているであろう。でも、発言しなかったら、医師たちに、ワクチン接種には問題があるということが意識されなく成るであろう。

この会合でもワクチンメーカーが受付を手伝っていた。WHO、製薬メーカーから見たら、「ほとんどの医師はワクチンの効果や副反応に疑問を持つことがなく、極めて御しやすい」ということだろう。なにせ接種する(販売する)よう、自ら動いてくれるのであるから。

HPVワクチンの場合のように、「問題が有る」、「効かない」ワクチンでも医師は打ちたがるから始末に負ない。

HPVワクチン副反応問題でわかったことは、医師は嬉々としてどんなものでも打ちたがる、さらに、副反応のことを告げると、医師は豹変する、ということである。
打たれる側はよほど用心しないといけない。


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