2012年12月アーカイブ

男子にもHPVワクチン ー 宮城県広域予防接種事業研修会での発言

私は http://sanevax.org/ で、子宮頸がんワクチン ー サーバリックス、ガーダシル ー を接種後、重篤な副反応を起こし、苦しんでいる人たちの手記を知り、一部を翻訳した。そのなかで、ワクチンで脳に傷害が生じることを確認した。
Amyさんのように本当に痛ましい例を知った。

さらに、厚労省の資料を読み、間違いなく日本でも、子宮頚がんワクチン接種により脳の傷害を含む酷い副反応が起こっていることを確認した。

ワクチンの、このような脳の障害は子宮頸がんワクチンに特有なものだろうか?

主にアメリカに依るが、YouTubeのビデオ、HPの記事を読んで、さらに小児のワクチン接種が議論されていることがわかった。
ワクチン接種により、自閉症、アレルギー疾患、突然死が増えるという問題である

12月8日に宮城県広域予防接種事業の説明会があった。
薗部友良氏の講演があったが、そこで話されたことは、VPD( Vaccine Preventable Disease, ワクチンで防げる病気)という概念で、積極的に小児にワクチンを打たせようとの考えであった。
http://www.know-vpd.jp/index.php


物事には光の部分があれば必ず影の部分もある。
すでに、Hib、肺炎球菌、ポリオワクチンで小児の死者が出ているのである。
これを、紛れ込み事故、マスコミのオーバーな取り上げ方とされた。

そうだろうか。

彼がVPDと語るなら、私はVID (Vaccine Inducible Disease、ワクチンによって引き起こされうる病気)という概念を提唱しよう。
SLE、ADEM、それらの結果としての自閉症、てんかん、アレルギー疾患などである。突然死も見逃せない。

(検索すると、すでにVID (Vaccine Induced Disease)として取り上げているサイトがあった。偶然出会ったものであるが、是非読むべき内容である。翻訳して紹介しよう。 http://www.vaccinesuncensored.org/vids.php
 

下の文章は12月12日に宮城県の医師会の掲示板に投稿したものである。そのままコピーした。
この説明会には100~150名位の医師が出席していたと思う。この説明会の雰囲気、薗部氏の考えがわかると思う。司会の理事は小児科医と思う。
私の他に1名の質問があった。
なお、「薗部」とすべきところを「園部」と間違えてしまったところはお許し願いたい。

是非、「Every single vaccine causes neurological damage」のメンデルソン医師の、「予防接種に警戒せよ」という文章と比較して読んでいただいきたい。


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12月8日、宮城県広域予防接種事業研修会が開かれた。
当院は、一切のワクチン接種を行わない方針にしたので出席する必要はないのだが、予防接種の現状を知りたいと考え出席した。
県医師会担当理事の説明は簡単なものであった。
引き続き、日赤医療センター小児科顧問 園部友良氏の講演があった。
演題は「子供を守るためのワクチンスケジュール - ポリオを含む最近の話題
-」。

公演内容は全体的にはワクチンは安全性に問題がない、積極的に接種を勧めるべきだという論調であった。
現実にはワクチン接種の副反応で死者が出ているにもかかわらず、その情報提供と分析は極めて少なかった。
厚労省の副反応報告は何でも拾い上げるようになっている、マスコミが過剰に取り上げているというような見解だったように思う。
ワクチンの多剤同時接種も全く安全、という見解を述べられた。
子宮頸がんワクチン...HPVワクチンと呼ぶ傾向...接種による意識障害発作、転倒、については、血管迷走神系反射によるもの、対策は寝かせて手足を 上げる、というような内容だった。
男子にもHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の接種の方針のあることを示された。

質疑の時間が設けられていたので発言した。
「休日当番のときは、8割小児を診るが、最近、前日にHib、肺炎球菌、3種混
合、 ポリオの4種のワクチンを接種して38~9度の発熱を示してき た3月の幼児があった。指を目で追わなかった。ワクチンの数が増えた分、同時接種になる。ネズミの実験で、連鎖球菌の抗原を何回か注射すると、免 疫に麻痺がおこることが知られていたが、それはSLEを発症しているということを示した論文がある。
多剤同時接種は抗原の過剰ということで問題で はないのでしょうか」
このような質問に対して、司会の理事は「趣旨がちがう」というように、制止されたように思う。
園部氏からの回答は得られなかったように思う。
議論には入らせてもらえなかった。

「子宮頸がんワクチンで酷い副反応をおこした中学生の場合、子宮頸がんワクチンの間に、日本脳炎、2種混合をおこなっていて、ワクチン接種のスケ ジュールが立て込んでいることは私も知らなかった。学校にいけなくなっている子を3人把握しています。」

「ひとつ指摘しておきたいのですが、(園部)先生の子宮頸がんワクチンの意識障害の見解は、厚労省の5月25日の資料と違います。ワクチン接種し て1 日以上たってからテンカン発作をおこしたり意識消失発作を起こしているのが20名くらいいます。」

「先生は川崎病にもかかわっておられますが...」
(司会の制止)
「先生のお話は水も漏らさぬものでした。」

自分が喋ることに集中してしまう以上、司会ならびに講師の発言を記憶できな
かった。
録音された方がおられましたら、訂正をお願いいたします。
失礼な言葉遣いはしないように配慮しておりました。
園部氏からは殆ど回答がなかったと記憶しています。

以上が説明会のやりとりでした。

男子にまでHPVワクチンの接種を拡大しようとしていることについては、
平成24年度第1回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査
会、第1回インフルエンザ予防接種後副反応検討会及び第1回子宮頸がん 等ワ
クチン予防接種後副反応検討会 の
資料2ー1、2ー2、2ー3を読んで頂いて
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002c06s.html
さらには下の論文を読んでいただいて、会員にアンケートをとってみては。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC540188/
(10月29日の資料には意識消失、痙攣の資料がありません。)

抗原の過剰でSLEが発症するという動物実験の論文は、神戸大学医学部の積山、宮崎、塩澤先生によって書かれたものです(2009年12月)。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0008382

大崎市古川
さとう内科循環器科医院
院長 佐藤 荘太郎
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下の記事はどうお読みになるか。

15人に1人が発達障害!
 基準の取り方にもよるだろうが、アメリカより多いというのは驚きである。

brain_dev.jpg





























2012年11月29日に米下院監視・政府改革委員会(House Committee on Oversight and Government Reform)で自閉症 Autism の公聴会がひらかれている。
自閉症 Autism は ASD (Autism Spectrum Disorder)と記される。

アメリカ政府の自閉症の公式統計は88人にひとりということがわかる。
( Part 2で韓国は 2.8%、36人に1人という証言がある)

13分頃、Burton議員によってワクチンそのものは必要なものという発言があり、水銀説、チメロサール説にもっていこうとするのがわかる。
証人の Dr.Guttmacher M.D、Boyle ph.D.もはっきりしたことを言わない。
議長のMr.Issa はワクチンとの関係を聞こうとするが、沢山の要因が複雑にからみあっているいるというような言い方ではっきりしたことを答えない。
Cummings議員は frustrating という。
Burton議員によって、水銀による脳障害のビデオが上映される。
このビデオではアルミニウムは脳細胞を傷害しないと! これは違う。
58分ごろ、Boyle ph.D.が話したとき、会場から批判の声が上がるようだ。
(うまく聞き取れず)

Part 2 の50分ごろ、女性議員のMs. Maloney が2月おきに6本のワクチンを射っていることを問題にしている。ワクチンを射った後おかしくなったという証言(verbal evidences)がある、何故CDCは取り上げないのかというようなことを言っている。
彼女自身はワクチン賛成派 (pro-vaccine) だといって、CDCを追い詰めるわけではない。

CDCの代表の回答は、ワクチンで◯◯ドルが節約出来ているというような話である。

前半はつまらないと思っていたが、Part 2 の後半から興味深くなった。

しかし、日本の方が自閉症の率が高いというのは本当に驚きだ。
深刻にとらえなければない。
日本では公聴会のようなものはひらかれないのだろうか。

「いかなるワクチンも(脳)神経学的障害を起こす」Every single vaccine causes neurological damage.

YouTube のワクチンに関する番組を見て(聴いて)いて、

Every single vaccine causes neurological damage.

というフレーズが印象に残った。

このフレーズは、ワクチン接種しないで小児科診療を実践している、メイヤー・アイゼンスティン医師へのインタビューの、アレックス・ジョーンズの番組の、2/6 の冒頭に出てくる。(アメリカの自閉症の増加の程度は 3/6 でわかる)

ワクチンには何が入っているの?(1/6)
ワクチンには何が入っているの?(2/6)
ワクチンには何が入っているの?(3/6)
ワクチンには何が入っているの?(4/6)

そのフレーズは 師であるメンデルソン医師 Dr. Mendelsohn の1970年代の言葉と言っていた。

 Mendelsohn医師をしらべると、草思社刊、弓場 隆訳:「医師が患者をだますとき」の著者の Robert S. Mendelsohn 医師とわかった。
著書の原題は 「Confessions of a Medical Heretic(ある異端医師の告白)」。
262頁に「私の教え子のメイヤー・アイゼンスティン医師」とある。

メンデルソン医師は在野で活躍した小児科の医師であるが、イリノイ州立大学医学部(小児科)の准教授の肩書きをもつ。在宅分娩を薦めた。
現代医学を「宗教」であるとし、誤った思い込みを批判した。
彼の思想をよく表している箇所を紹介する。

185頁:現代医学はまさに偶像崇拝の宗教である。現代医学が聖なるものとしてあがめるものは、患者の生命ではなく、機器に依存した医療行為そのものだからだ。

244頁:だが、現代医学が究極の目標にしているのは、すべての人々を現代医学教に監禁することである。医者はあらゆる機会を利用して、患者に無意味な治療を強制的に受けさせようと試みる。新しい医療処置が次々に合法化されていくのは、医者が国民一人一人に対してさらに強い力を行使したいからである。

248頁:まずなすべきことは、自宅で子供を産み、母乳で育て、子供に予防接種を受けさせず、職場や学校の健康診断を拒否することである。そして、なぜ手術を勧めるのかを医者に問いただし、薬を使わずに自分や自分の子供を治療してほしいとはっきり意思表示することだ。

230頁以降のワクチン接種に関するところを紹介する。
(草思社より許可が取れたら、読みやすいようにPDF化する予定。)
235頁の乳がん検診のところも興味深いので前半を紹介する。


予防接種に警戒せよ

 医学界と国が手を携えて推進する「予防措置」の大半は、危険であることと無意味であることの二点において、数ある現代医学教の儀式のなかでも比類のないものである。伝染病のワクチン接種、いわゆる予防接種がその典型で、接種を受けた方が危険だということがあるのだ。
 ジフテリアはかつては恐ろしい病気だった。命を落とす者さえいたが、いまでは殆ど発生していない。それにもかかわらず、予防接種はいまだに続けられている。まれに、大流行することもあるが、予防接種の効果を考えると疑問が残る。
 以前、シカゴで大流行して16人の犠牲者が出たことがあった。シカゴ公衆衛生局によると、このときのケースでは、16人のうち4人がジフテリアの予防接種を受けており、その4人には完全な免疫ができていたという。また、このほかに5人の人間が数回にわたって予防接種を受けていて、検査の結果では、5人のうち2人には免疫ができていたことが確認されている。
 3人の死者を出した別のケースでは,死亡した人のうちの1人、また23人の保菌者のうちの14人に免疫が備わっていたことが報告されている。
 百日咳ワクチンの是非については、世界中で激しい議論が起きている。接種を受けた子供たちの半数にしか有効性が認められていないにもかかわらず、高熱、けいれん、ひきつけ、脳症(高熱のために起こる意識障害)などの副作用を起こす確率は無視できないほど高い。各地区の公衆衛生局は、6歳以上の子供に百日咳ワクチンの接種を禁止しているが、百日咳も今日ではほとんど見られなくなった伝染病である。
 おたふくかぜワクチン(ムンプスワクチン)にも疑問が残る。このワクチンを接種すれば、確かに流行性耳下腺炎の発症率を抑えることが出来るが、免疫が消えてしまえば元の木阿弥である。流行性耳下腺炎や麻疹、風疹には1970年代後半にそれぞれワクチンが開発されたが、こうした病気では、天然痘や破傷風、ジフテリアのような重い症状は現れない。
 麻疹にかかると失明すると信じられているが、実際にはそんなことは起こらない。「羞明」という症状は単に光に対する感受性が強いだけのことだから、窓にブラインドをするという昔ながらの処置が効果的だ。
 麻疹ワクチンは、麻疹脳炎という発症率1000分の1と言われる伝染病を予防するためのもので、麻疹を何十年も治療した経験のある医者なら、この伝染病は普通の子供で1万分の1か10万分の1くらいの発症率でしかないことくらいは知っているはずだ。
 しかし、ワクチンには、100万分の1の確率で脳症、さらにそれより高い確率で、運動失調症(手足の筋肉の異常)、知的障害、精神薄弱、精神遅滞、注意欠陥、多動性障害(ADHD)、情緒不安定、無菌性髄膜炎、てんかん、ひきつけ、半身不随のような致命症となりかねない神経性障害などの副作用を引き起こすことがあるのだ。
 風疹ワクチンも依然として議論の対象である。接種年齢が専門家の間でも一致していないのだ。また、このワクチンには一時的とはいえ、数ヶ月にわたる関節炎を引き起こす危険がある。
 アメリカでは、子供に接種されることの多い風疹ワクチンだが、風疹と診断された妊婦の場合、接種を受けると肢体不自由児が生まれるおそれがある。その確率は年次と研究によってばらつきがあるものの、胎児の保護という点を考えると、その有効性についてはさらに議論を重ねる必要がある。

集団接種はひとつのバクチ

 ところで、伝染病は予防接種したから免れるというものではない。栄養状態、家庭環境、衛生状態も大きな要因としてかかわっているからだ。百日咳ワクチンが本当に百日咳の発症を抑えたかどうかは、いまもって謎のままである。もし、現時点このワクチンが導入されるということになれば、食品医薬品局の基準に合格するかどうかは疑問だ。
 時にはワクチンが原因で伝染病になってしまうことがある。1977年9月、ソークワクチン(ホルマリン不活化ポリオワクチン)の開発者であるジョナス・ソーク博士は議会で次のように指摘している。「1970年代初めにアメリカで発生したポリオ(流行性脊髄麻痺、小児麻痺)のほとんどは、この国で使用されている生ポリオワクチンの副作用である可能性が高い」
 アメリカでは生ワクチンが使われたが、フィンランドとスェーデンのように死菌ワクチンを接種している国では、ポリオの発症は全く報告されていないのである。
 ポリオ撲滅の功労者と言われるソーク博士自身が、いまだに犠牲者を出しているポリオの原因がそのワクチンにあると認めているのだ。ポリオワクチンの意義について、改めて考え直す時期に来ているのではないだろうか。
 現代医学のドタバタ劇は、毎年恒例のインフルエンザの予防接種に極まる。この予防接種について考えるとき、私はある結婚式のことを決まって思い出す。その結婚式の式場には、新郎新婦の祖父母とおぼしき人や60歳を超える年配の人が一人も見当たらなかった。不思議に思って近くにいた人にたずねると、その年齢の人たちは、2、3日前に受けたインフルエンザの予防接種で体調を崩し、「ただいま全員が自宅で療養しています」とのことだった。
 インフルエンザ集団接種とは、ワクチン株とその年の流行株が一致するかどうかを賭ける壮大なルーレットのようなものである。予防接種でいくら免疫ができいても、ワクチンと同じ株のインフルエンザが流行するとは誰にも予測がつかない。
 1976年のブタ・インフルエンザ(豚のインフルエンザウイルスによるきわめて伝染性の強いインフルエンザ)の大流行は、予防接種の本当の怖さをのぞかせたものだった。政府とマスコミが徹底的に追跡調査をした結果、ワクチンが原因で、ギラン・バレー症候群(両足の麻痺や疼痛、知覚異常、呼吸困難などを引き起こす急性多発性神経炎)が565件も発生して、予防接種を受けてから数時間以内に30人の高齢者が「説明不可能な死」を遂げていたことが判明した。
 インフルエンザの集団接種のキャンペーンに、世間がいつも鋭い監視の目を光らせていたら、この種の悲劇はいくらでも指摘することができたのではないだろうか。
 国立アレルギー・感染症研究所のジョン・シール博士はこう述べる。
「すべてのインフルエンザワクチンにギラン・バレー症候群を引き起こす危険性があると想定しなければならない」

乳がんの集団検診の危険

 乱診乱療の犠牲者は子供と高齢者だけにとどまらない。女性はここでも餌食にされている。その典型的が乳がんの集団検診である。この検診がどんな役にたつのか、それを示す根拠など実はどこにもありはしないのだ。しかし、医学界が乳がんの予防措置を盛んにアピールして世間に知らしめた結果、『不思議の国のアリス』さながらの珍事が現実に起きている。
 「乳がんや卵巣がんなどの女性特有のがんは家系によっては多発するおそれがある。そこで、予防措置として、乳房をあらかじめ切除しておくか、卵巣を摘出しておく必要がある」
 こんなスローガンをいったいどう受け止めたらいいのだろう。この手の予防措置としての手術のもうひとつの例が、成人女性を対象にして行われている膣の摘出手術である。この手術は、1970年代にがん予防を理由に始まった。狙われているのは、妊娠中にDES処置を受けた女性を母親のもつ、まだがんになどなっていない女性たちである。
 女性は医者と話すときには気を許してはならない。女性の命を守ることを口実に、医者は何を切り取るかわかったものではないからだ。もちろん、男性はこんな口実におびえる必要はないだろう。男性の命を守るために「男根切除術」を行おうとは、さすがの医者も考えてはいまい。
 
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高病原性HPVを赤ちゃんの時から持っていることを示す論文

Journal of Clinical Microbiology, Jan, 2005, p.376-381

Transmission of High-Risk Papillomavirus(HPV) between Parents and Infant: a Prospective Study of HPV in Families in Finland

(-幼児間でのヒトパピローマウイルスの伝播:フィンランドの家族での前向き研究)

著者Marjut A.M.Rintala ほか。

フィンランド、ツルク大学医学部、大学病院産婦人科、小児発達科、歯科、医学研究施設


序文の抄訳: 幼児でもHPV感染のあることが知られており、母児の垂直感染、家族間の水平感染が考えられている。また、母児間のHPV型の一致率は57~69%という報告があり、母親以外からの感染が考えられる。父親の感染の関与は系統的には研究されていない。

一方、これまで性器のHPV感染はよく調べられてきたが、口腔内のHPV感染はあまり調べられていない。40%の幼児の口腔内から、10%~67%の成人の口腔内からHPVが検出されたとの報告がある。


サマリーの抄訳:両親-幼児間でのHPVの動的な伝播を調べた前向き、コホート研究である。

赤ちゃんの誕生した76の家族で、父母、児の性器、口腔内擦過サンプルと父親の精液(初回のみ)から高病原性HPV(16、18、31、33、35、39、45、51、52、54、56、58型)のDNAが検出されるか、2年間にわたり調べた。

最もよくみられるHPV感染の家族プロフィールは、家族3人ともHPV陽性が29%、母児が陽性20%、父児が陽性8%、母のみが陽性4%、父のみが陽性3%、父母が陽性11%、三者とも陰性が2%だった。

父母が陰性に関わらず、児のみが陽性というのが6%あった。

新生児は分娩直後は、性器で15%、口腔で10%がHPV DNAが陽性だった。それらは2~4月目に最大となり、性器で16~18%、口腔で21~22%陽性となった。2歳時にはどちらも10%となった。

母親の子宮頸部のHPV持続感染および口腔の無症候性感染が、幼児のHPV感染の危険因子になるようだ。

HPV-Infant3.png

論文はここから得られます。右上でPDFファイルがダウンロードできます。



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