ネイティブアメリカンの世界

数年前、南米のフォルクローレの演奏グループから買ったものです。
しばらくぶりに聴いてみましたが、とってもいい!
ケーナなど南米のフォルクローレの演奏楽器と、ドラム、シンセサイザーなどで作られた音楽です。
草原を馬に揺られてゆったり移動しているような、夜のオオカミの遠吠えが聞こえるような、そんな音楽です。
7. PA WAYANKA(ワヤンカへ)は移動中の、男声と女声の掛け合いの歌のように思います。
とても優しい、豊かな世界です。
この音楽の背景であるインディアンの文化が失われようとしていることは本当に残念です。

私が生まれ変われるなら、北米インディアンになりたい、
裸馬に乗って、風を感じながら草原を走りたい、
そんな思いにさせる音楽です。

彼らは都市をつくらなかった。都市生活をしようとしなかった。
彼らは自然を変えようとはしなかった。
彼らは、人間は自然界の特別なものでない、人間もオオカミも同じ、オオカミのように生きればよい、と考えたのではないだろうか。

われらは原子力発電所までつくった。

彼らは文字をもたなかったというかもしれない。
少人数の集団の生活、たくさん物を持たない生活では、文字はいらなかったのではないだろうか。
権利関係を主張するとき、文字は必要になると思う。

Cherokee の人々は文字をつくり、1842年には新聞を発行し、学校を運営しました。
(涙の旅路は1838年でした。)











8月30日記

演奏しているグループは Tupac Peralta と分かりました。
http://www.myspace.com/tupacperalta/photos#!/tupacperalta
上のCDの雰囲気をよく伝えているのは Spirituality, Days Beginning とおもいます。
是非聞いてみてください。

次の曲がアップロードされ、聴けるようになりました。
懐かしいような、何ともいえない音楽です(特に3)。

1.LOVE MOUNTAIN ラブ マウンテン
http://www.youtube.com/watch?v=9Rta2vRkJpI

3.SONQUYMAN フロム マイ ハート
http://www.youtube.com/watch?v=uc-zRYl_Iec

PA WAYANKA 、実は PAWAY ANKA でした。
Paway Anka とは ケチュア語で "飛ぶ鷲"  とわかりました。
上は誤訳でしたね。

下の演奏はALBORADAというペルーのフォルクローレグループのものです。
歌詞は同じですが、上のCDの演奏とは雰囲気がかなり違います。
男声と混声の掛け合いです。
力強い歌になっています。

ALBORADAはケチュア語で歌って大きな支持を得ているようです。
ケチュア語はインカ帝国の公用語、現代ペルーの第2公用語です。
自分たち固有の言語で力強く歌う、これは画期的なこととおもいます。
ケチュア語は日本語と語順が同じ、とどこかで見たことがあります。
ケチュア語に取り組んでみたかった。




これはどこかで聴いた覚えがあるなと思い、上のCDを聴きなおしましたが、それにはありませんでした。
別のCD "The last of Mohicans Songs and dances of the native american" のトップにありました。
ひろく演奏されている旋律のようです。
CD、ビデオの歌詞はケチュア語とわかりました。
女声の歌で聴くと、とても愛らしい曲です。
ケチュア語の歌詞です。
(スペイン語に訳されたものがあるので、そのうち訳をつけてみます。)
Ananau, ananau
nispaniwashkanky
ñuqallapiñam chay ña wiky.
Ananau, ananau
nispaniwashkanky
wiñaypaqchum ñuqa qawasqaiky
May runallam kakuchkanky
kaycunallapy waqanaypaq.
Wañuptyqa ñakawanky
manam munanichu chay pasayta.
Ananahua 月への嘆き

"The last of Mohicans" を聴き直してみて、もっともいいなと思った曲は Aktum Leman (銀狼)でした。
YouTube にありました。
下の曲の 3:44秒あたりから始まります。
力強いリズムがいいです。
車を運転しながら聴いているとサイコー!です。
低音のドラムの音がきこえないと面白くありません。
前半の曲は、サン ファニート(san juanito)という形式のエクアドルのフォルクローレと思います。
Inca's Sprit  Aktum Leman  銀狐

上の前半の曲はこれでした。踊りがついて楽しい!
体の動きがなんば踊りなのです。
Lindo ! すばらしいステージです。
ケチュア語の歌詞がわからないのが残念です。


少し大きな画像の方がきれいです。
Youtube otavalena warmy ALBORADA
(35秒あたりで、男性のダンサーが前、左後ろとステップを踏んだので、女性のダンサーは距離がとれなくなり?合わせられなくなったように見えます。でも、そのあと微笑んで踊っているように見えます。男性のダンサーは身軽でうまいんだけどマイペース。女性のダンサーは、長い、裾の広いスカートに気を配らねばならず、大変なのでしょう。踊りが入ると一段と楽しいステージになりますね。)
サン ファニートについては、この記事が面白いです。
もち サン ファニート
実は私、サン ファニートがかなり好きなのです。
哀調を帯びた旋律の、延々と繰り返すところがいいのです。
少しわかってきました。
Otavalena(オタバレーニャ)とは、オタバロの女性、という意味です。
Otavalo (オタバロ)はエクアドルの首都キトの北方の町です。
インディヘナ(原住民)の民芸品の町として有名です。
夏にインティ ライミ Inti Raymi と呼ばれるインディヘナの祭り、音楽祭がひらかれます。
オタバロの女性たちは、おしゃれで清潔好きで美人です。!
七分袖の白いブラウスが特徴なようです。
YouTube Otavalena mi Ecuador
Aztecaの踊り手の衣装が素晴らしい ! 演奏も素晴らしいです !
2番目の写真の方は、目のまわりがアレルギー反応で腫れています。うーん、どうしたんでしょう。
YouTube San Juanito - "Road to Antigua"
YouTube Otavalo - "San Juanito Irlandes"
この曲はセレステ Celeste (青空) として知っておりました。
日本にいるフォルクローレのグループがよく演奏します。
San Juanito だったのですね。
YouTube Ecuador San Juanito  (Celeste)


私は南米のフォルクローレのグループからケーナを買いました。
練習してみましたが全くうまくなりません。
ケーナをこんな風に力強く吹くのかと、ちょっと感動しました。
トヨス(大型のパンフルート)も力強く吹いています。
グループの名はわかりません。
曲名は White Buffalo です。
上に紹介した曲の演奏の様子がわかる、興味深いビデオと思います。
真ん中の人が吹いているのはケナーチョです。
オクターブ下の音で伴奏しています。
向かって右側の人はサンポーニャと打楽器です。
南米のフォルクローレのグループが、北米インディアンの音楽を演奏する流れがあるのですね。
YouTube Indian Music (White Buffalo)

ALBORADA の White Buffalo もどうぞ。
YouTube White Bufalo - Alborada(HD)


上で紹介したCDは、初め、すべて北米インディアンの曲と思っておりましたが、そうでないんですね。いくつかの曲は北米インディアンのものと思いますが、殆どは北米インディアンの音楽をモチーフにした、南米フォルクローレの演奏なんですね。
北米インディアンに対する親愛とエールを送っているんだと思いますが。

ここから下が真の北米インディアンの曲ということになりましょうか。
でも、西洋の音階、楽器がはいってきますね。

YouTubeをサーフィンしているうちにこの歌に出合いました。
朝に、大地に、感謝する歌です。
歌っているのはリタ・クーリッジ姉妹ともうひとりの女性です。
このビデオに出てくる人たちは、いい顔をしていますね

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これ、意外にオリジナルに近い演奏かな、とおもいます。Amazing Graceを重ねていますが。


16/04, '14 「アメリカインディアン闘争史 わが魂を聖地に埋めよ bury my heart at wounded knee 」を読んでいるのですが、心にズシンと残る本です。日本人は欧米人に征服されなくてよかった。

下巻にこのような記述がありました(p55)。

"白人のハンターと毛皮商人がいたるところにいて、腐った死骸の放つ悪臭が平原の風をたまらないものにしているし、インディアンとまったく同じように野牛の大群がどしどし狩りたてられているのだと、と彼ら(クワハディ族のインディアン一行)は言った。
(1872年から1874年にかけて殺された370万頭の野牛のうち、インディアンが殺したのはわずかに15万頭にすぎなかった。....)"
 
インディアンにとって、野牛は食料として彼らの生存がかかる大事なものだった。インディアンを兵糧攻めにするために、白人政府側はゲームハンティングを推奨したと思われる。また、野牛を射つためのライフル銃がインディアンにも向けられたのである。

下巻の最後のページに、族長だった老インディアン、レッド クラウドの写真があります。その下に、こういう記述があります。
「彼らは、私が覚えていられないほどたくさんの約束をしたが、そのひとつとして守られなかった。彼らはわれわれの土地を取ると約束し、それを取った。」


あわせてお読みください。

この記事について

このページは、さとう内科循環器科医院 - 宮城県大崎市が2011年3月 5日 19:35に書いた記事です。

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